NEWS地域密着型 認知症対応型 グループホーム かすみそう

夜間を想定した通報・消火・避難訓練を行いました。

 

2019年3月22日（金）

介護施設の火事で怖いことはなんでしょう？それは夜間、職員が少なくなった時に起こる火事ではないでしょうか。

実際、介護施設で多くの死傷者を出した火事は夜間が多く、その原因としては、少数の職員での避難活動がうまくできなかったことがあげられています。

入居者の中には自分だけでは動くことができない方や、認知症により危機をすぐに把握できない方がおり、そのまま取り残されて被害にあってしまったのです。

では施設として、そのような悲劇を繰り返さないためにどうしたらいいのでしょう。

 

 

かすみそうでは、夜間を想定した通報・消火・避難訓練を実施しました。

 

 

入居者様9名に対し、夜間は1人の職員を配置しています。

マニュアルに従い、出火元の確認→初期消火→火災報知ブザー→近隣職員への応援要請→入所様の避難誘導開始と1人で対応していきます。

 

 

応援要請を受けた職員は直ちに緊急連絡網に従い、全職員へ応援要請並びに出動に取り掛かります。

 

 

駆けつけた職員とともに安全に避難誘導していきます。

 

 

訓練は無事終了‼

火事は避難訓練が大事

火事がもし起こってしまったら。。とっさの判断で自分の身と入居者の身を同時に助けることは難しいです。

しかし日頃から避難訓練をしていればまた話は変わっていきます。

避難訓練をすることで避難経路の確保、要介護者に対する避難方法の模索、夜勤中の対応、通報手段などすべての見直しをかけることができるからです。

入居者様を守るためにも、避難計画に沿った避難訓練を毎年行っていきます。